その想いは、ピアノ演奏者、室井摩耶子さんは、世界で活躍されたピアニストであります。現在、９８歳と７か月。今なお将来を見据えて現役を貫き日々ピアノの演奏に精進しています。１１月１６日の川上村のコンサートにお越し頂きその不当不屈の精神を是非、感じ取って頂きたいと思います。

又、コンサートの主催は佐久地域の生活文化を今一度認識して地域の文化レベルの更なる発展を通じて次世代の人たちへの生活と文化、経済などの向上心啓発を担っていくことを趣旨とした非営利活動のグループです。

このコンサートは台風１９号で被災された方々、及び精神的なダメージを追われた方々に少しでも将来の糧になって頂けます様、ピアノ音楽を通じて応援致します。

主催者からのメッセージ

清流に恵まれ、名峰連なるこの地で、心癒される演奏と語らいを堪能して頂く、そんな音楽会です。室井さんは、「命ある限りピアノを通じて作曲家の想いを人々に伝えたい」との信念で日々ピアノに向かっています。

　村に「心の豊かさ」を創りあげたい。と言う藤原村長の信念が今回、

このピアノとピアニストとの衝撃的な出会いが実現します。

　川上村は、トップブランドの高原レタスは有名で、食材の宝庫でもあります。健康長寿と福祉政策でも独特な取組みをしているそうです。

今年、川上村とその周辺地域は「甲武信エコパーク」としてユネスコが認定しました。紅葉の美しい季節に県内外や首都圏の方々にも宿泊旅行を兼ねて是非お越し頂きたいと思います。

川上村は、縄文時代中期の大深山遺跡に代表される様々な文化が育まれてきました。

街道を行き交う人々により、·江戸などの文化がいち早く伝わった地でもあります。

　先人から受け継いできた我々の文化を守り育むと共に、21世紀に向け多くの人々が、新たな刺激を感じる文化に出会い、より調和のとれた人間性がつくり出されることで、理想的な川上村の文化創造に生かされるものと期待します。　

二十数年前、私はこのピアノに出会いました。その時、「このピアノから川上村の人達の心の豊かさを創れるはずだ」と思いました。「刺激を感じる文化に多くの人が出会い、調和ある豊かな感性や優しさを育くんで欲しい」と考えています。　

昨年、室井先生の自宅を訪問し、ピアノを奏でながら音楽のお話を伺いその衝撃は大きなものがありました。私の音楽観が変わりました。

　「文化イノベーションの創造」と云う点で、今回のコンサートは、川上村や周辺地域の次世代の人々や、全国の人々にも二度とない大きなチャンスです。　多くの皆様に是非ご来場を頂きたいのです。

　県内外の方には、

美しく豊かな自然に恵まれた川上村への来訪を、心よりお待ちしております